下記の通り、日本植民地教育史研究会・第40回定例研究会を開催いたします。

日 時:2018年10月13日(土)
会 場:東京家政学院大学(千代田区三番町22) 1706 教室 
 
JR 市ヶ谷駅下車、緩やかな靖国通りをのぼり麹町郵便局を右手に見ながら通過し、すぐに右折。突き当たって左側の建物。7階。
アクセス(市ヶ谷駅から徒歩7分)

《プログラム》   

14:00 受付開始

14:30 自由研究発表                   
丸山 剛史会員(宇都宮大学)
 《発表テーマ:宇都宮大学附属図書館所蔵植民地関係資料の由来について ―― 植民地人材養成と実業専門学校のカリキュラム(続報)―― 》 

発表要旨:
本報告は、宇都宮大学附属図書館所蔵植民地関係資料の由来について考察することを目的としている。本 研究会第 20 回研究大会開催に際し、参加者に本学附属図書館書庫に別置された未登録植民地関係資料を閲 覧していただいた。こうした資料の由来は明らかではない。ただし、由来を探る手がかりはある。宇都宮高 等農林学校校友会発行、鵬翼会編『鵬翼』誌である。同誌の内容や宇都宮高等農林学校の位置づけを検討し、 目的達成をめざす。 

15:30 休憩 

15:45 課題研究発表 
山本 一生会員(上田女子短期大学)・松岡 昌和会員(立教大学・非) 
《発表テーマ:シンポジウム「教育の植民地支配責任を考える」(『植民地教育史研究年報』 第 20 号)》 

発表要旨:
山本は佐藤広美論文および丸山剛史(宇都宮大学)「満州国の職業技術教育と植民地支配責任」を担当し、 松岡は松浦勉(八戸工業大学)「福沢諭吉のアジア認識と植民地教育史研究の課題」および三橋広夫(日本 福祉大学)「中学生とともに植民地支配責任を考える―困難と課題」を担当する。山本は主に満洲に対する日本の大陸政策との関係を軸に論じ、松岡は歴史教育の観点から論じる。 

16:45 諸連絡/報告 17:00 終了  
※終了後、会場近辺に場を移しての懇親会を予定しています。