下記の通り、日本植民地教育史研究会第43回定例研究会を開催します。
今回は新型コロナウイルス感染予防の観点から、ZOOMによるオンライン開催といたします。
日時:2020年11月15日(日)午後2時~(ZOOM入室 午後1時半~)
今回は新型コロナウイルス感染予防の観点から、ZOOMによるオンライン開催といたします。
日時:2020年11月15日(日)午後2時~(ZOOM入室 午後1時半~)
【会員の皆さんへ】
・zoomのURLはすでにご案内していますが、直前に全員にもう一度お送りします。
・発表の配付資料は直前に、全員にメール配信します。
・zoomのURLや配付資料は、外部に出さないようにしてください。(転載・転送不可)
(会員の皆さんは、当日、直接ZOOMにアクセスいただければ結構です。その際、会員名簿にご登録のお名前をZOOM名として御表示くださるよう、お願いいたします。)
(会員の皆さんは、当日、直接ZOOMにアクセスいただければ結構です。その際、会員名簿にご登録のお名前をZOOM名として御表示くださるよう、お願いいたします。)
【非会員の皆さんへ】
・参加ご希望の方は下記URLよりお申し込みください。
https://forms.gle/vh5TCyZ8VEMMvUPv8
お申し込みいただきましたら、zoomのURLやお願い事項などをお送りします。
14:00〜14:50 発表① 丸山剛史(宇都宮大学)
https://forms.gle/vh5TCyZ8VEMM
お申し込みいただきましたら、zoomのURLやお願い事項などをお送りします。
≪第44回研究例会スケジュール≫
13:30 zoom会議室に入室開始
14:00〜14:50 発表① 丸山剛史(宇都宮大学)
「樺太の小学校教員、小学校教員検定(仮)」
14:50〜15:00 休憩
15:00〜15:50 発表② 山本一生(鹿屋体育大学)
「戦後における満洲教育史研究の始まり-平野健一郎氏の研究を中心に-」
15:50〜 諸連絡・終了
【発表要旨】
発表① 丸山剛史(宇都宮大学)
【発表要旨】
発表① 丸山剛史(宇都宮大学)
「樺太の小学校教員、小学校教員検定(仮)」
本報告は、旧学制下小学校・国民学校教員検定制度史研究の一環をなすものである。本報告では、日本植民地教育史研究では研究の蓄積が薄いと思われる樺太を取り上げ、先行研究を確認しつつ、樺太の小学校教員検定関係規則の概要、検定受験者・合格者の把握を行うとともに、樺太小学校教員の回想記『凍原』などにより、樺太・小学校教員の確保・免許状取得方法の実際について可能な限り明らかにする。
発表② 山本一生(鹿屋体育大学)
「戦後における満洲教育史研究の始まり-平野健一郎氏の研究を中心に-」
本報告では満洲教育史研究の嚆矢である平野健一郎「満洲における日本の教育政策-一九〇六年~一九三一年-」(『アジア研究』第15巻第3号、1968年)に焦点を当て、同論が満洲教育史研究に与えた意義について考察する。満洲事変まで、日本が統治した地域は関東州と満鉄附属地に限られ、さらに資料上の限界もあり、これらの地域に限定した研究がなされた。しかし、同論では東北地域の教育の展開に位置づけようとしてきたように思われる。このような視点を持てたのはなぜなのか、考えていきたい。