日本植民地教育史研究会

日本植民地教育史研究会のサイトへようこそ。本研究会は1997年3月29日に設立されました。

松岡昌和会員より
「第47回歴史学会大会」
の情報が寄せられましたので、ご案内いたします。

  ~以下、転載~

下記の要領で歴史学会大会を開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。
ご参加希望の方はこちらよりご登録ください。

第47回歴史学会大会・総会

・日時:2022年12月4日  10時30分開始(18時終了予定)
・場所:神奈川大学横浜キャンパス 3号館3-305教室
※一般の方は参加費500円を申し受けます。会員および学生は無料です。

午前:
自由論題報告
「ロイド=ジョージの社会改革戦略:1911 年国民健康保険の政策構想から」梅田 建人(東京大学大学院人文社会系研究科欧米系文化研究専攻博士課程、日本学術振興会特別研究員)

総会

午後:大会シンポジウム 「呪術、怪異、奇跡―『近代化』の周縁」

〈司会・論点開示〉
「ヨーロッパと周縁」空由佳子(フェリス女学院大学)

〈報告〉
「オスク語・ギリシア語二言語呪詛板 -鉛板のアフォーダンスとブルッティイ人の社会」志内一興氏(流通経済大学)
「不思議と語り−−南アジアの驚異譚・奇跡譚」二宮文子氏(青山学院大学)
「近世怪異の展開と近代化」木場貴俊氏(京都先端科学大学)

〈コメント〉
保坂修司氏(日本エネルギー経済研究所)

標記の研究会についてホームページの情報が寄せられましたので、ご案内いたします。




下記の通り、日本植民地教育史研究会第48回定例研究会をZOOMによるオンラインで開催いたします。

日程:2022年11月13日(日)

【会員の皆さんへ】
・zoomのURLや発表の配付資料は、開催日直前に、会員全員にメール配信します。
・zoomのURLや配付資料は、外部に出さないようにしてください。(転載・転送不可)
※ ご参加される場合は、当日、直接Zoomにアクセスしてください。その際、会員名簿にご登録のお名前の表記でご表示くださるようお願いいたします。

【非会員の皆さんへ】
・こちらのフォームへ必要事項をご記入ください。
・フォームにご記入くださった方には、開催前日をめどにzoomのURLやお願い事項などをお送りします。

【タイムテーブル】
12:30 Zoom開場
13:00 開会の挨拶(岡部代表)
13:05〜13:55 自由報告1(李昱会員)
13:55〜14:45 自由報告2(滝澤佳奈枝会員)
14:45〜15:00  休憩
15:00〜15:50 自由報告3(佐藤由美会員)
15:50〜16:00 事務連絡等

【発表者・発表テーマ】
  • 李 昱(リ ユウ)会員(愛知大学大学院生)
テーマ:満洲国の建国精神―「民族協和」思想の原点と発展―
発表要旨:
 「民族協和」と「王道楽土」は満洲国の建国精神の中心的な内容を構成し、満洲国の政治、経済、教育などあらゆる方面を指導する主な方針とされた。事変前から満洲青年連盟は「民族協和」を提唱していた。なぜ、民族協和が提唱されたのか。また、満洲国は成立時に、建国精神としてなぜ「民族協和」を選んだのかを考察し、「民族協和」の思想が満洲国が存在していた14年間に、どのような変化を遂げたのか、を明らかにしたい。

  • 滝澤 佳奈枝 会員(お茶の水女子大学非常勤職員)
テーマ:台湾人女子教育における展覧会の役割
発表要旨:
 植民地統治初期において、教育関係者の間では台湾人女子生徒をいかにして確保するかが課題とされた。この課題を乗り越えるために用いられたのが展覧会(教育品展覧会や技芸品展覧会など)であった。本発表では、『台湾教育会雑誌』や台北州立台北第三高等女学校の『創立満三十年記念誌』などを手がかりとしながら、台湾人女子教育において展覧会がどのような役割を果たしたのか考察を試みる。

  • 佐藤 由美 会員(専修大学)
テーマ:日本統治下台湾・朝鮮の「留学生」研究における課題
発表要旨:
 これまで約20年にわたり日本統治下台湾・朝鮮からの「留学生」に関する研究を進めてきた。研究内容・方法としては、全体像を把握するための①年表の作成や②統計の整理からはじめ、③学校別の留学生数の把握、④「留学生」を多く受け入れた学校のケーススタディへと進み、これらと並行して⑤「留学」経験者へのインタビューを行ってきた。現在は中等教育機関を中心に調査を続けている。本発表ではそれらの成果を踏まえ「留学生」研究の課題を提示したい。

下記の通り、日本植民地教育史研究会第47回定例研究会を
ZOOMによるオンラインで開催いたします。

日程:2022年6月26日(日)

【会員の皆さんへ】
・zoomのURLや発表の配付資料は、開催日直前に、会員全員にメール配信します。
・zoomのURLや配付資料は、外部に出さないようにしてください。(転載・転送不可)
(会員の皆さんは、当日、直接ZOOMにアクセスいただければ結構です。その際、会員名簿にご登録のお名前をZOOM名として御表示くださるよう、お願いいたします。)

【非会員の皆さんへ】
参加申込フォームへのご記入をお願いいたします。
・フォームにご記入くださった方には、開催前日をめどにzoomのURLやお願い事項などをお送りします。


【タイムテーブル】

12:30〜    Zoom開場
13:00~13:05   開会の挨拶(岡部代表)
13:05〜15:00 「年報」特集1
「植民地と国語教育-芦田恵之助と朝鮮第2期普通学校国語読本編纂-」検討会
  1.  船越亮佑会員(岩手大学)コメント(35分)
  2.  岡部芳広会員(相模女子大学)コメント(35分)
  •  執筆者の返答・全体の質疑応答(45分)
15:00〜15:15  休憩
15:15〜16:05  自由報告 
  • 王詩淇会員(九州大学大学院生): 日本の植民地初等学校の日本語教科書に描かれた日本・日本人像 ―植民地朝鮮・「満洲国」の比較 
16:05〜      事務連絡


【発表者・発表テーマ・要旨(自由報告)】

王詩淇会員(九州大学大学院生)
日本の植民地初等学校の日本語教科書に描かれた日本・日本人像
―植民地朝鮮・「満洲国」の比較

発表要旨:
 本研究は、植民地朝鮮と「満洲国」初等学校の日本語教科書における日本と日本人像を
明らかにする上、その裏の植民地教育の目的、植民地政策などを明らかにすることを目的
とする。研究課題を以下に設定する:両地域の初等学校の日本語教科書にそれぞれどのよ
うな日本・日本人像が描かれ、その裏に如何なる教育目的が潜んでいるのか?また、教材
内容は日本の植民地統治政策及び東アジア日本語教育体系と如何なる関係があるのか?

本ブックレットの刊行趣旨についてはこちら

2020年3月、次の5冊が刊行されました。
各ブックレットの詳細および購入は、以下のリンクをご参照ください。

上田 崇仁 著『電波が運んだ日本語

北川 知子 著『日本統治時代・朝鮮の「国語」教科書が教えてくれること 

北島 順子 著『近代日本の植民地教育と「満洲」の運動会

白柳 弘幸 著『戦時下台湾の少年少女

山下 達也 著『学校教員たちの植民地教育史


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